うつ病と運動療法

運動療法は文字通り、運動する事によりうつ病を改善する治療方法の一つです。通院している精神科の先生も軽度のウォーキングを行うことを進められています。

うつ病で寝込むほど悪くなってしまいますと、改善するまでは1日の大半を寝て過ごすようになってしまいます。すると動かないので当然ではありますが、筋力もどんどん低下してしまう難儀な状態です。

何もする気にならないほど酷いうつ状態の時は仕方ありませんが…少しでも動けそうなら、1分でも良いので外の空気を吸いに外に出て、ゆっくりで良いので歩いてみましょう。義務として捉えてしまうと、余計なプレッシャーになってしまいますから、無理せずできる範囲で行うのが大切ですね。

筋トレをしている人はうつ病にならない…と言う説もありますが、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手がうつ症状になったと言うニュースは記憶に新しいところです。うつ病とうつ症状では違いがあるので、気分が落ち込んでいるだけの抑うつ状態なのか、色々な症状が現れるうつ病なのか、翻訳されたニュースからでは詳しくわかりません。

参考:大坂なおみ選手の“depression”は「うつ病」か – 上田諭
https://webronza.asahi.com/science/articles/2021063000005.html

屈強な自衛隊員の方でもうつ病にはなりますので、筋トレや運動だけしていれば大丈夫…とは言えないでしょう。運動だけすれば良いと言えるほど単純な話ではありませんが、うつ病の改善に効果があるのも事実です。

元々、運動やスポーツにどの動くのが好きな方でしたら…多めに行うのも良いと思いますが、運動を得意としない場合は、無理せずに自分に合った範囲を見極める必要がありそうです。

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