うつ病で太る?それとも痩せる?

明日9月30日に期限を迎える19都道府県への緊急事態宣言が、いよいよ解除されるそうですね。良いニュースだと思いますが、気の緩みが再び新型コロナの感染拡大に繋がらない様に願いたい所です。うつ病は免疫力も低下することが知られていますので、新型コロナの問題はうつ病の治療に余計な負担になって困りものです。

【速報】宣言・まん延防止“全面解除”を正式決定
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6405596

過剰な安堵は良くないので、ある程度は気を引き締めておく必要があると思いますが、過剰な心配はストレスの元になり、結果として免疫力を下げて感染リスクを上げてしまいます。特に私の場合、BMIが30ギリギリと言う肥満なので、新型コロナの感染は結構…怖いです。

前置きが長くなってしまいましたが、うつ病になると食欲不振で痩せ細るタイプの人と、逆に幾ら食べても空腹感が収まらずに過食で太るタイプの人がいます。私の場合は後者でして、寝込むほどに調子の悪い時は食べると気持ちが落ち着く面があり、運動もせずにほとんど寝ているのですから、太って当然です。

服用している薬の副作用的な面もありそうですが、うつ病が悪化してダウン、寝込んで回復を待つ間に太る→回復してある程度動けるようになるとジワジワと痩せる…の繰り返しをしています。ただ、うつ病が悪化の一途を辿っているので、肥満率はジワジワと上昇している所も苦しい状態です。

食欲が抑えられないことを通院している精神科の先生に伝えたところ、スルピリドと言う抑うつ気分、強い不安感・緊張感、意欲の低下などの症状を改善する薬を減らすことになりました。この薬は食欲増進効果があるそうで、肥りやすくなる原因の一つと言えそうです。

抗うつ薬の種類によっては太りやすくなるものも多いそうですが、私の服用しているSNRIとSSRIのタイプはそれほど太るタイプの抗うつ薬では無いそうです。

NaSSA≧三環系抗うつ薬>パキシル≧四環系抗うつ薬・SSRI>SNRI

参考:【精神科医が解説】太りやすい抗うつ剤は?体重増加の比較 | こころみ医学元住吉こころみクリニック【内科・呼吸器内科・心療内科】
https://cocoromi-cl.jp/knowledge/psychiatry-medicine/antidepressant/comparison-fat/

元々、私の場合はうつ病になる前から、日頃のストレスで過食になる体質でしたので、うつ病だからと言うよりも…ストレス性の過食がうつ病で拍車を掛けていると考えた方が良いのかもしれません。

ただ、寝込むほどうつ病が悪化していると、冷静な判断ができないほどに心身共に弱ってしまい、頭がまともに働かなくなります。寝込んでしまうほどに悪化させない体調管理をうまく学ぶ事の大切さを痛感します。

現在処方されている薬は以下の通りです。
1.デュロキセチン(サインバルタのジェネリック) SNRI抗うつ薬 30mg×2カプセル
2.セルトラリン(ジェイゾロフトのジェネリック) SSRI抗うつ薬 100mg×1錠
3.アリピプラゾール(エビリファイのジェネリック) 非定型抗精神病薬 3mg×1錠
4.クロチアゼパム(リーゼのジェネリック) 抗不安薬 5mg×3回
5.エチゾラム(デパスのジェネリック) 抗不安薬 0.25mg×1回

ジェネリックを選んでいるのは、休業している状態で少しでも経済的な負担を減らしたい面が大きいです。すでに抗うつ薬の投与量は限界レベルなので、これ以上の薬で効果を望むことは難しい状態です。最近は調子のよい状態が増え始めているので、何れは減薬して…最後にはうつ病を克服できるようになりたいものです。

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