プロテインが体質に合わない人も居ます

オーソモレキュラー療法に興味を持ったのは藤川徳美先生の「うつ消しごはん タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!」を呼んだのがきっかけです。読んだ当時から、とにかくうつ病を改善するために四苦八苦していたので、栄養療法は新しい視点となりました。

本のタイトルにあるように、タンパク質と鉄分の不足について中心に書かれており、ATPセットと言うキレート鉄+ビタミンB、ビタミンC、ビタミンEをサプリで摂取することを推奨しています。

詳しい内容は実際に本を呼んで頂くことにしますが、本で推奨されているプロテインについては…人によっては体質的に合わないこともあるので注意が必要です。私もその一人で、プロテインの摂取で失敗した人間です。

私の経験したプロテインが体に合わないケースの失敗談を書いてみます。プロテイン自体は国内・海外ともに様々なメーカーから色々な味の商品がでており、「不味くて全然、飲めない」と言った問題は少なくなっています。私も色々な味のプロテインを試して、ベリー味やアップル味、コーヒーキャラメル味などが好みになりました。

本ではプロテインスコア100のたんぱく質を体重の2倍を摂取することを推奨しており、食事からの摂取では限界があるので、プロテインも併用と言いますか、プロテイン重視でたんぱく質を摂取するようになりました。

初めて数週間程度は特に問題なく、プロテインを飲む量を増やしていきましたが…しばらくすると、胃がもたれる様になり、ゲップとオナラが沢山出るようになり、気持ちが悪い…と言った症状が現れました。

この時は何が原因で気分が悪くなっているのか、気持ちが悪いのもうつ病の悪化が原因になっていると考えたものです。しかし振り返ってみると、これらの症状はプロテインの消化不良が大きな原因になっていたと考えられます。

うつ病の症状が酷くなり、寝込んでしまうとプロテインを飲む事も出来ないので、中断しては回復してから再スタート…と何度か繰り返したのちに、消化不良が原因であることをようやく理解できました。

プロテインの消化不良問題をどうやって解決するべきなのか、悩んだ結果として選択したのが、タンパク質分解酵素のサプリメント、ブロメラインを服用する方法です。プロテインと共に服用する事で、消化不良による胃もたれのような気持ち悪さとゲップは大きく改善しました。

問題は解決できたと喜んで、プロテイン重視のスタイルを続けていると、新たな問題が発生します。それは肉食中心の食生活による便秘気味で腸内フローラの悪化です。たんぱく質が大切でも、そればかりを重視すると他の影響が出てくる事を痛感する良いきっかけになりました。

そのな状態で困っていた際に、小西伸也先生が提唱するEAAを使った「超簡単メガビタミン入門1」に出会います。EAAはプロテインとは異なり、必須アミノ酸をバランス良く配合した商品で、プロテインの様に消化すること無く、吸収できる製品です。

EAAはプロテインの半分で同等の効果を得られるので、プロテイン+ブロメラインよりもコスト的にも財布に優しいメリットもありました。EAAはこれも別の問題があるのですが、それはまた別の記事として書きたいと思います。

話がEAAに移ってしまいましたが、プロテインでうつ病が改善できる方もいらっしゃるのは確かだと思います。私の場合は体質的に難しかった…と認識しているので、藤川徳美先生を批判するつもりはありません。サプリメント、メガビタミンへのきっかけを与えてくれた事に感謝は大きいですし、人の体は単純では無いので、その人に合ったスタイルが大切なのだと言う事ですね。

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