書籍レビュー:いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本

心理カウンセラーの根本裕幸さんの書かれた「いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本」を読んでみました。

うつ病になってしまった原因の一つとして考えられるのが、自己肯定感の低さだと考えています。私も責任感が強くて自分を責めやすい性格であることは自覚しているつもりです。そんな自分の性格を改善するヒントになれば良いと思いこの本を手に取りました。

うつ病の原因となっている性格面を改善するのは行動認知療法と呼ばれます。歪んだ認知を正しい形に治すことにより、うつ病を治療することを目的としています。行動認知療法の専門書もありますが、この本もその一環として学ぶことにしています。

面白いのは罪悪感は自分で認識している部分と認識外の潜在意識にも大きな影響がある点でしょうか。無意識のうちに罪悪感から余計な苦しみをうけている可能性があるので、潜在意識の改善も必要だそうです。ただ、罪悪感を全く持たない人生では、それはそれで面白みに欠ける人生になるのも興味深いですね。

罪悪感を持つ人の兆候に書かれている例も、自分には「あるある、普段から思っているなぁ…」と感じてしまう部分が結構、多く見つかったので、見知らぬうちに罪悪感に囚われているのでしょう。

自分の性格と罪悪感の関係を見つめ直すのに良い機会になったと思います。少しでもネガティブに考えやすい思考を持ってしまう事に悩んでいる方にはお勧めの本でした。

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