書籍レビュー:糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命

マグネシウムは重要なミネラルであることは理解していますが、その復習を兼ねてこの「糖尿病に勝つ!「マグネシウム食」革命」を読んでみました。

糖質制限のひとつ、MEC食を実践すると…必然的にカルシウムを多く摂取することになりますが、カルシウム過多の状態はあまり良い状態ではないので、マグネシウムとのバランスが大切になります。私もサプリに含まれるカルシウムを多く摂取しているので、EAAにクエン酸マグネシウムを追加して飲んでいます。

この本では日本人は肥満でなくても糖尿病になりやすい原因として、マグネシウム不足を掲げています。慢性的なマグネシウム不足は糖尿病や高血圧、メタボリックシンドロームの原因となる要素らしく、ちゃんと必要な量を摂取したい重要なミネラルであることを再認識させられます。

マグネシウムが人体に与える影響について下記のような内容が書かれています。

1.骨や歯の形成に必要不可欠
2.筋肉の収縮と弛緩を正常に保つ
3.血圧を正常な値に維持する
4.エネルギーを作り出す酵素を活性化

4のエネルギーを作り出す酵素を活性化は、メガビタでお馴染みのATPを作る際に10種類以上の酵素を活性化させる効果がある様子です。

日本人の食生活と糖尿病の増加についてですが、粗塩と大麦・雑穀を食べなくなった時期と糖尿病の患者の増加が始まった時期は一致、どちらもマグネシウムを豊富に含むもので、肥満よりもマグネシウム不足こそが日本人の糖尿病の原因になっている…なかなか衝撃的な内容ですね。

この記事を書いている時点で、私はBMIが30近い肥満であり、血液検査でも中性脂肪はかなり多めです。年齢的にも糖尿病の危険性はあるのですが、血液検査や尿検査で糖尿病の疑いがある数値は出ていないのがマグネシウムをちゃんと摂取しているお陰なのかもしれません。

すでに糖尿病を発症してしまっている場合でも、マグネシウムによって改善ができる様子なので、興味のある方はこの本をよく読んでみることをお勧めしたいと思います。

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